植毛手術の痛みについて

 

『植毛する時に痛みはあるのか』心配な方も多いと思います。
どんな手術であれ誰もがある程度心配するものです。

 

結論から言えば、植毛手術において痛みを感じることはほとんどありません。
一般的には、ドナー採取時と植え込みの開始時に局所麻酔をし、
その時に静脈注射または内服薬による精神安定剤投与を併用します。

 

ドナー採取では、後頭部のドナーの面積が大きいほど麻酔を打つ箇所が増えるので
受けている方が精神安定剤でウトウトしている間に縫合まで終わらせてしまいます。

 

植え込みの時も局所麻酔をしますが、これは一瞬チクッとする程度です。
精神安定剤を併用すれば、眠ってしまいその痛みを感じることはほとんどないでしょう。

 

局所麻酔には安全性の高いリドカインを使いますが、通常歯科で使われる濃度の1/20という
低濃度なので広い範囲に安心して使えます。
この方法はトゥメッセントテクニックと言われるものです。

 

精神安定剤の効き目は人それぞれですが、ほとんどの方はドナー採取時の全プロセスと
植え込み時の前半(30分〜1時間)の間は眠ってしまうようです。

 

株分けや植え込みの後半は意識が戻っているので
眠くなければテレビを見たり読書をすることも可能です。

 

 

また、植え込み中は指先にプルスオキシメーター(酸素飽和度をチェックするモニター)の
プローベを常時装着し、血圧や場合によっては心電図をモニターして
緊急の事態にも対応できるようになっています。

 

血圧計や血管確保のためのストッパーも安全上使いますが、
これらによって特に不自由を感じることはないでしょう。

 

実際植毛手術を受けた方に聞いてみると
大部分は『歯科の抜歯より痛くなかった』という印象を持つ方が多いようです。

 

尚、術後ドナーを縫合した部分は手術当日に軽い痛みを感じることはありますが、
軽い痛み止めを飲めば痛みも軽減するはずです。

 

これも約半数の方は服用の必要がないほどです。
ただ稀に強めの鎮痛剤を希望する方もいますがそれは例外的なものです。

 

植えこんだ場所には小さなスリットがたくさんありますが
通常はその場所に触れなければ痛みはありません。

 

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