日本人の植毛に違いはあるのか

 

人種によって髪の毛の色はとっても様々です。
そして、毛質や本数にも違いがあるのでここで説明をしたいと思います。

 

白人の場合、1平方センチに200本位の毛髪が生えていると言われます。
中でも、金髪が最も密度が高く、茶色、赤茶色がこれに続きます。

 

白人の毛髪は細くて(40〜50ミクロン)柔らかくウエーブがかかっているのが特徴です。

 

それに対して、東洋人は直毛の人が多く、色も濃くて太い(60〜70ミクロン)という特徴があります。
そのため、本数も相当多いのではないかと思っている人も多いようですが、
実際は白人より少なくて平均で160本/平方センチ。
因みに、黒人もほぼ同じくらいです。

 

日本人の毛髪の特徴は、植毛するにあたって、白人と比較して不利な点が多くあります。
まず、同じ本数の毛髪を得るには広いドナー面積が必要になり、
また、カールしている人より直毛の人のほうが地肌が見えやすいので
密度が取りにくいということが言えます。

 

もちろん、太いという特徴で、同じ本数でも濃く見えるというメリットもあります。

 

但し、日本人の場合は、黒人と比較して明るい色調の皮膚と直毛で
太く黒いヘアのコントラストが強いため、大きい株を使って植毛すると
植えた部分がどうしても不自然に見えてしまうようです。

 

もう一つ、日本人の特徴で注意が必要なのが
ドナーの傷が目立ちやすいということです。

 

白人は傷の直りが早いのですが、日本人の場合はドナー幅を広くとると
傷が盛り上がって赤くなり、ケロイドを起こす体質の人が白人より多いと言われています。

 

欧米に比べ、日本で生毛植毛が、なかなか普及しなかった理由は
このあたりにもあるのでしょう。

 

また、顔の形の問題も見逃すことができません。
白人は顔が小さく奥行きがありますが、逆に東洋人は顔が平面的で
白人に比べて大きいという現実があります。

 

つまり、前髪の生え際=ヘアラインをつくるにはそれだけ多くのヘアが必要になるということです。

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