日本が植毛後進国になった理由

 

今までの日本の植毛の考え方では、髪の毛の毛根にある毛乳頭や毛球部が
残っていれば生着すると言われていましたが、
うまく生着しないか、生着しても70%ほどの生着率しか得られませんでした。

 

これに対して、アメリカで一番ポピュラーなマイクログラフト・ミニグラフトインプラテーション
またはフォリキュラーインプラントという植毛法は、髪の毛が生着するために
必要なものすべてを含んだ状態で植毛しようという考え方で、
結果として90〜95%という生着率、場合によっては98%という生着率を得ることができています。

 

この差から導き出された結果が、双方の考え方の相違です。
発毛にとって一番重要な働きをする幹細胞が含まれていない状態だったからではないか
あるいはそれ以外にも重要なファクターがあるのではないかともいわれますが、
少なくても幹細胞が含まれていない状態で植毛すると生着率が悪いということがわかりました。

 

科学的な解明はこれからですが、毛根を植える、毛球を傷つけない、毛幹を傷つけない
といったレベルだけで、より良い結果を得ることはできないということが判明したのです。

 

もちろん、それらは髪の毛の成長にとって必要な要素の一部分です。
しかし、繰り返すようですが、幹細胞を含めたものを移植すると同時に、
毛包とその周囲の組織も含めて移植することが重要なのです。

 

単純に言えば、髪の毛を植えればよいという考え方か、
髪の毛のもとになる部分全部を植えるという考え方か、
どちらか良いかということになりますが、
結果として、あらゆる生着率で比較すれば、はっきりと結論が出ていると言っても過言ではありません。

 

にもかかわらず、日本では従来のまま、髪の毛を植えるという考え方に基づいて
植毛が行われているのが現状です。

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